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石切場を見に行こう4 ~稲田石切場~

2018.05.02

今回見学させていただいたのは、(株)想石様の稲田石の石切場である。石切場だけでなく加工場も隣接しており、切削・研磨・びしゃん仕上を中心としておこなっている。水を大量に流しながら巨大な歯で自動切削する様子や、職人さんが手動の研磨機で繊細に研磨する様子を間近で見ることができた。

石切場に案内してもらうと、手前側と奥側に採石の跡が見られた。手前側の石切場を前山、奥の小山を奥山と呼び、現在は奥山でのみ採石が行われているそうである。
採掘を止めているという前山は、過去に採石を中止していた期間に湧水や雪解け水、雨水などがあっという間に溜まり、現在では深く掘られていたはずの採石場の下から30mまで水位があり、この様子が近年SNSやウェブマガジンの記事等で「絶景」と話題になり、去年1年間では2万6千人が見学に訪れたと社員の方が話してくださった。人間の仕事に対して自然の力が大きく働いた光景に感銘を受けるのは、海に沈んだ遺跡や沈没船に憧れる感情と何処か似ているように思った。今後観光スポットとしてさらに具体的な試みをおこなっていくそうである。

■道中の風景
また今回の研修で車移動中に度々見たのが、畑や空き地の土留めに大きめに砕石された石が使われている光景であった。石の種類までは分からなかったが、そういったものに土地の物が使われているのだろうか、と考えながら移動するのも非常に楽しかった。

川原 瑠依紗

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