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深圳の集合住宅が一部竣工しました

2015.09.01

中国深圳市で建設中だった集合住宅「漢京半山公館PJ」が「漢京九榕台」として7月17日にデベロッパーによるブランド発表会行われました。発表にはイギリスの建築デザイン顧問、ドイツのインテリアデザイン顧問に加え弊社からは戸田が景観デザイン顧問として出席しプロジェクトのPRに一役買いました。そのイベントの後、施工現場もこの8月に一部完成しました。

このプロジェクトは既に建築の基礎工事が行われていた2013年10月から景観設計をスタートし、2年もかからない中で竣工に漕ぎ着けた足早の工程でした。
集合住宅は近代的な建築デザインが特徴の丘上の高層と低層からなり、現場は小南山を背に海や街を臨む絶好のロケーションです。住宅区とそれにアプローチする観山道、並びに住宅区南側の小南山公園の一部緑地が設計対象地となりました。

敷地と建築配置から高層棟と低層棟の間は東西に奥行きのある空間構造となり、それを活かした空間の物語とリズミカルでモダンなシークエンスの構成、そして高級感と共に潤いと安らぎを感じられる佇まいを持った住宅景観づくりを目指しました。

アプローチ道路である観山道は植栽により街側の視界を塞ぎ緑のトンネルの様な空間に演出することで、住棟エントランスロータリーで空間が開け場面転換する様、眺望性の顕在化を図りました。そして住宅区は先進性や現代的な格調を備えた高品質な空間が求められ、このため建築との調和を図り現代的な要素を用いつつ多様性のある空間構成を目指しました。

自然環境の優れた立地背景を活かし『生命力のある風景』をテーマに水と緑の骨格と4つの空間要素を組合せ4つのテラスと2つのコアを基点に空間を構成しました。そして水と緑の物語と入口部のアクティビィティの高い空間から住宅区奥部の寛ぎの空間へと移行するデザインとしました。

石材や植栽など材料にコストを費やしたプロジェクトでした。先行オープンしたエリアでは都市の魅力と自然の魅力が組み合わさった都市リゾートの香りのする魅力的な住宅空間となりました。施工はまだ年内一杯続きますが、グランドオープンが待ち遠しいです。
※写真提供:漢京集団

吉澤 力

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