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江戸川区の事例見学会に参加しました

2011.04.09

4月9日弊社OBの呼びかけによる「今は昔…昭和末に設計・施工された庭園の現在を見る」に参加しました。
西葛西駅に集合して、江戸川区立総合レクリエーション公園を縦断し、行船公園へ移動して源心庵の平成庭園を見学し、虹の道をそぞろ歩きしながら西葛西の駅まで戻ってきました。

総合レクリエーション公園は昭和57年に日建設計と協働で設計した公園で、特に虹の広場は、今ではなかなか実現できないような球形の石の噴水と、ダイナミックな裏見の滝が配置され、勢いのあった時代の潮流と、発注者・設計者相互の思いや力量が伝わってきました。
ここでのガイドは弊社の代表戸田が行いましたが、さすがに20年以上前の設計とあって、計画当初の狙いを紹介しつつ、幾つもの挑戦と失敗があったことを聞くと、若い内は少々強引であっても、やりたいことをキチンと持っていれば、永く土地の人に愛される空間が出来ることを改めて実感しました。

また平成庭園(設計:日建設計)では江戸川区の職員の方に特別に案内をして頂き、見所や管理運営上苦慮されている事案(公園なので鑑賞の対象であると同時に、子供達の格好の遊び場でもある)などを聞くことが出来ました。
今シーズンは震災の影響もあり、電力消費を抑える意味でサクラのライトアップは中止して居ますが、池越しに見るソメイヨシノは丁度満開で、参加者が一同に見惚れる場面もありました。平成庭園はモミジが数多く植栽されてるので、秋も楽しみです。

最後に西葛西駅に通じる街路「虹の道」を設計当時の思い出に浸りながら歩きました。
時の経過と共に随分と老朽化したようで、そろそろリニューアルが必要な感もありますが、舗装材に趣向があることを紹介いたします。
「虹の道」は西葛西の駅を中心に、南北に延びる街路です。
当時は勢いがあったのか、オリジナルのタイルを使用したとのことです。工夫されているのは色彩で、北に山があり、南に海があることを色で表現されています。
言われてみると、行船公園の方から西葛西駅を目指すと、最初は暖色系だった舗装材が、徐々に徐々に寒色系の色彩に変化しております。淡い変化なので、歩行者の意識に止まることはあまりないかも知れません。
もし虹の道を通行される際には注目して見て下さい。

このような会は不定期ではありますが、恐らくまた企画されると思います。
事前に配信できる情報がありましたら、このホームページでも紹介するつもりです。

大橋幸雄

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