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カンボジアに行ってきました−4

2011.09.11

プノンペンで1泊した後、私達はエコビレッジの計画地プレアビヒアに向かいました。
移動はチャーターカーです。
片道250ドルはとても高額に感じましたが、途中好きな場所で止まって視察をしたり車以外では行けないような遺跡を見たり、悪路の中の8時間運転手さんの宿泊のことまで考えると…納得でした。

プノンペンを出発して1時間程走るとメコン川の豊かな流れに遭遇します。
大きな道路の交差点は商店やレストランなどが軒を連ね、街の様相を呈していますが、殆どは農地か湿地に挟まれた幅広の農道といった雰囲気です。未舗装のところもかなりありました。
雨期のためメコン川の水は溢れて、何処までが農地で何処までが川なのか判別できないところが多かったです。

道路沿いに高床式住居が点々と建ち並んでいたので、その中の1軒にお邪魔してみることにしました。
2〜3頭の牛と10羽ほどの軍鶏、バナナと畑が基本スペックだと思います。
子供達は川や沼で何かを捕まえている様子で、我々に気付くと遠巻きではありますが、笑顔で手を振ってくれました。大人も見ず知らずの外国人に特に警戒する様子もなく、言葉は全く通じませんが、私達がここの生活に興味を持って訪れていることを理解してくれました。


プレアビヒアまでの行程の丁度半分くらい、コンポントムのサンボール・プレイ・クック遺跡群に立ち寄ることにしました。
流石に世界遺産として観光地化されており、未舗装ですが大きな道路が通っていました。
ただ雨期のせいか轍が多く、チャーターカー(トヨタカムリ)では内蔵にかなり応えました。
サンボール・プレイ・クック遺跡は7世紀の初めにイシャナバルマン王をはじめとする歴代の王が建立した城や寺院の遺構です。
内戦時米軍の空爆により随分と損傷したようですが、現在修復作業が行われています。日本も参加しているようでした。
遺跡群の駐車場に車を停めると、直ぐに子供達が集まってきました。
我先に先頭に立ち、片言の英語と見振り手振りでツアーガイドを始めます。
伊藤さんに10名、私に10名と言った感じです。30分程子供達と一緒に遺跡を巡りました。
アンコールワット程観光地化されていないので、植物が絡みついた遺跡はとても迫力がありました。

先を急ぐ旅なので、早々に切り上げて車に戻ると、子供達が綿を織ったマフラー程の大きさの色とりどりの布を手に、また集まってきました。
ガイドのお礼に布を買ってくれと多分言っているのでしょう。1枚1ドルなので複数の子供から数枚買うことにしました。
彼らはこうして日に何枚かの布を観光客に売り、家族の生活の糧を得ているのかもしれません。
他の国でも似たようなシチュエーションは幾度か経験しましたが、コンポントムの子供達の明るい笑顔には何故か心動かされるものがありました。

大橋 幸雄

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